FC2ブログ

元アダルトDVD、アダルトグッズ店長がオモチャプレイを妄想するブログ

元アダルトDVD、AV、アダルトグッズ店長が大好きなオモチャプレイを小説風に垂れ流すブログ         18歳未満の観覧はご遠慮ください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

僕の可愛い奥さん #012

彼女は話すべきか少し悩んでいるようだった。
 そんな彼女を見て僕は慌てて「いや、あまり無理して話さなくてもいいよ」と言った。
 その言葉を聞いて彼女は話す事を決心したようだ。
「その男の子の事があってから、私、あまり人と話さなくなってね、両親が心配して、小犬を飼ってくれたの。それから、私の友達はその犬・彼だけだった。とってもとっても好きだったわ。彼はずっと私の側にいてくれて、ずっと、守ってくれてた。」
 彼女は僕がいないかのように独白を続ける。
「彼との散歩は楽しかったわ。私の実家の近くに川があるでしょ?」
 うわ、急に話しを振られて、ドキッとした。
「う、うん知ってる。あの川ね」と相づちを打つ。
「いつもあの川の河川敷で遊んでいたの。あの場所に行くと彼は、時間が経つのも忘れて、端から端まで走っていたわ。」
「こっからここは、僕の陣地だぁ、何人も入ることを許さぬ」って感じで、ずっと、ずっと走り回っていたわ。
 私は、そんな彼を見ているのが好きだった。
 時々私の事を思い出したかのように、駆け寄ってきては、またすぐに陣地の見回りに行ってしまうの・・・おかしいでしょ。
「帰るよ?」と声をかけるまでずっとよ。」
 と彼女は少し「クスッ」と笑った。
「あと・・・私の名前の書いた黄色いボールで遊ぶのも好きだったわ。小学生の時に書いたから、とっても幼い文字だったけど、ずっとあのボールだった。ボールを持って河川敷に行くと彼は「さぁ、投げてくれ!!君が投げたどんなボールだって絶対に取ってくるよ!!だから、力一杯遠くに遠くに、そして、力一杯、高く、高く、見えなくなるぐらい高く投げてよ。どんなボールだって、絶対に君に返して上げる、絶対に僕が取ってきてあげるから、さぁ、力一杯投げてくれ!!」って目で私を見るの。だから、私は力一杯、遠くにそして高く投げたわ。ときには意地悪して、彼の何倍もある様な草の中にも投げ込んだりもしたけど、彼は絶対に探し出して、持ってきてくれたの。一度も見失ったりした事はなかったわ。私の名前の書いた黄色いボールを探して、持ってくる時の彼の誇らしげな瞳は今でも忘れないわ・・・「どう、どうよ!!俺ってすごいでしょ。褒めてよ!!ほれ、これは君のボールだろ?俺が探してきたんだぜ!!褒めてよ!!絶対に俺が君を守ってやる!!こんなすごい俺に守られるなんて、君は幸せ物だ」って感じでもう威張っていたわ。いつも「えらいねっ」「すごいねっ」って頭を撫でてあげて・・・」
 彼女の瞳からずっと涙が流れ続けている。
「でも、ある日一度だけ・・・それが最初で最後だったけど、私の黄色いボールを拾って来なかった事があったの。拾いに行って帰ってこないから、探しに行ったら、私の好きだった犬・彼はとてもくるしそうに、倒れてて、私、急いで病院に連れて行ったけど、もう数カ所に転移してて、もうだめだったわ。ずっと元気だと思ってたのに、彼はずっと我慢してたのね。弱い所を私に見せたくなかったのかしら。早く彼のこと気付いてあげれば良かった。少し疲れているぐらいにしか思っていなかったの」
 最後の方は、聞き取れないぐらい彼女は泣いていた。
「病院の先生は安楽死を勧めてくれたんだけど、私、家に連れて帰ることにしたの。彼は薬を飲んでいても、とても苦しそうだったわ。そして、だんだんと寝ている時間が長くなってきて、あまり動かなくなったの。でも、起きている時は、私の目をみていつも言うの」

「ごめんね、ごめんね」っていつも謝るの。

「私、あまりにも辛くって、時々目をそらしてしまったの。彼は少し寂しそうだった。寝ている時、苦しそうにしている時もあるけど、足をバタバタと走っているかの様に動かしている時もあって、きっと、私と一緒に河川敷に行って、「ここからここまで俺の領地だ!!」って走り回っている夢を見ていたんじゃないかな。私、あの時投げた私の名前の書いた黄色いボールを探しに、なんども、なんどもあの河川敷に行って探したけれど、どうしても、見つけることが出来なかった。彼にもう一度あの黄色いボールを見せて上げたかったのに・・・それから少しして私の大好きだった犬・彼は行ってしまった。私は幾日も泣いて、ずっと泣いてて、もう立ち直れないかもしれないと思ってた。夕方の散歩の時間になると、赤いリードを持って、いつもの散歩コースを歩いて・・・河川敷で彼を捜すの。きっとあの黄色いボールをくわえて、私の所に持ってきてくれると・・・そんな気がして・・・おかしいでしょ・・・そんなはずないのに。分かっているんだけど、どうしてもそう信じたかったの。でも・・・私の名前の書いた黄色いボールは戻ってきたわ」

 僕は思い出していた。同窓会から半年以上も過ぎた頃あの河川敷で彼女と会った事を。僕は仕事で足を骨折して、あの河川敷近くの病院に入院していた。怪我の具合も良くなり、気晴らしにあの河川敷を松葉杖をついて歩いていると、ガサガサって草の中を何かが僕の方向に走ってきて、僕の前を横切ったと思ったら、消えてしまった。なんだろうと思って、草をかき分けてみると、半分以上土に埋まった黄色いボールを見つけたんだ。掘り起こしてみると、子供の字で「美樹」って書いてあった。僕はすぐに同窓会で会った、あの可愛らしい元クラスメートの顔が浮かんだんだ。とても不思議な体験だった。顔を上げてみると、河川敷の土手の上に女の人が僕の方をじっと見ていて、なぜか「あっ、美樹ちゃんだ」と思った。僕は彼女の名前の書いた黄色いボールを持って頭の上で左右に振った。彼女にこのボールを返してあげよう。そして、僕はゆっくりと彼女の方に歩いて行った。彼女は夕暮れの少し赤くなった空の中にいて、時折吹く風に少し長い髪がゆらゆらと何度も揺れて、その風は僕の前の草をも揺らした。
 松葉杖なので、なかなか彼女の近くに行けなかったけれど、彼女は、ずっとその場で、待っててくれて、僕はゆっくりとしか歩けない自分に少し腹が立った。今着ている服は「パジャマ」だし、髭も剃っていないし、風呂も2日前だし・・・でも、そんな事、その時はあまり気にしてなかった。只、じっと待っていてくれる彼女にこのボールを持っていって上げたかった。土手を上がるのが少し大変だったけど、確実に彼女に近づいていく。僕は右手に握っている黄色のボールの存在を、何度も握って確認して安心した。彼女に近づくと、なぜか彼女は泣いていた。

じっと僕を見て泣いていた。

 僕は少ししどろもどろになって、黄色いボールをただ、何も言わず、そっと彼女に差し出した。
彼女は、ゆっくりとその黄色いボールを受け取って、僕を見てこう言ったんだ。

「おかえり」と。

僕はなんの事だかさっぱり分からなかったが、反射的に
「ただいま」って言ってしまった。

 それから彼女は時間をみつけては、入院している病院に見舞いにきてくれるようになって、それから一年、僕たちは結婚したんだ。彼女には大好きだった犬がいたこと、そして死んでしまった事も知っていたが、あまり詳しいことはあまり話したがらなかった。僕は彼女の犬に認められたのかな?彼女のナイト役をバトンタッチされたのかな?そんな気がしてきた。
 彼女はボーとして、座っている。目は真っ赤だし、外に出られる雰囲気ではない。僕はピザの出前を取ることにする。今日は「
極楽往生」の出る幕はなさそうだ。ま、でも、そのうち、大活躍させて見せるぞ!! byエロ大臣

つづく・・・はず。


作品中のアダルトグッズ等は、この
サイトを参考にしています。→→ここ


お手数ですが、「ぽちっ」とクリックしてやってください。お願いします。→fc2ranking.gif



スポンサーサイト
[PR]

[PR]

テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2007/12/24(月) 01:55:50|
  2. 僕の可愛い奥さん
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://10chou.blog120.fc2.com/tb.php/39-95e6478e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。